1. HOME
  2. ブログ
  3. 小学校4年授業展開モデル
  4. 4-7-1-01 4年「天気の様子」1日の気温の変化は晴れの日とくもり・雨の日でちがうのだろうか【問題を見いだす授業展開モデル】【理科専科.com】

4-7-1-01 4年「天気の様子」1日の気温の変化は晴れの日とくもり・雨の日でちがうのだろうか【問題を見いだす授業展開モデル】【理科専科.com】

 4年「天気の様子」1日の気温の変化は晴れの日とくもり・雨の日でちがうのだろうかを導くための導入場面のつくり方についてご紹介します。

1日の気温の変化は晴れの日とくもり・雨の日でちがうのだろうか

 

 

 本時は、晴れの日の朝と昼の写真で、服装の違いを見比べた後の導入場面である。子どもたちに朝は長そでを着ている人が多く、昼は半そでを着ている人が多いことに気づかせ、子どもたちから引き出したい言葉が(②)である。子どもたちのその言葉を引き出すために教師は(①)のように発言し、朝と昼とで服装にどのような違いがあるか問うようにする。


 問題を見いだすために問題から逆算して考える。まず、問題を見いだすために、1日の気温の変化の天気によるちがいに着目させたい。そのため、子どもたちに、天気によって気温の変化の感じ方に違いがあることを考えさせ、子どもたちから引き出したい言葉が(⑦)である。子どもたちのその言葉を引き出すために教師は(⑥)のように発言し、どんな日でも朝が寒くて昼が暖かいことに違いはないか問うようにする。


 次に、1日の気温の変化の天気によるちがいに着目させるために、1日の気温の変化に注目させたい。そのため、朝と昼で服装が違うことから、昼の方が朝よりあたたかいことに気づかせ、子どもたちから引き出したい言葉が(④)である。子どもたちのその言葉を引き出すために教師は(③⑤)のように発言し、なぜ朝と昼で服装が違うのかを問い、1日の中で気温が変わることを抑えるようにする。

詳しくはこちらの動画もご覧ください

【全学習場面での導入事例を共有しようプロジェクト】ー 問題を見いだす授業がいかに難しいかということを再認識されてきています。3年生から6年生まで約130場面ある各授業場面での授業展開モデルご紹介し、授業づくりの参考にしていただければと思います。題して、問題を見いだす「授業展開モデル」大公開!「全学習場面での導入事例を共有しよう」プロジェクトです。ご紹介している授業展開モデルは、子どもたちに確認できていない展開が多く含まれます。やってみたけど実際にこうなったなど、お寄せいただければ、随時その情報を更新し、より使える授業展開モデル集として今後使えるようになるのではないかと考えています。また、授業展開は教材や先生の重点置き方で変わります。新しい授業展開があれば内容を確認し、執筆者の先生をご紹介した上で掲載いたします。ぜひ、みなさんの知恵を集めて今後の授業者のために蓄積していきませんか?

*わかりやすい代表的な導入23場面については「問題を見いだす理科授業」(東洋館出版社)に掲載されており、書籍と同じものはこちらに掲載できません。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

\ 授業実践を紹介しませんか?Amazonギフト5000円進呈 /
授業実践を紹介しませんか?Amazonギフト5000円進呈
投稿方法はコチラ