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5-1-2-01 5年「天気の変化」天気の変化のしかたには、きまりのようなものがあるのだろうか【問題を見いだす授業展開モデル】【理科専科.com】

 5年「天気の変化」天気の変化のしかたには、きまりのようなものがあるのだろうかを導くための導入場面のつくり方についてご紹介します。

天気の変化のしかたには、きまりのようなものがあるのだろうか

 本時は子どもがそれぞれ個人のタブレットで、複数のサイトの天気予報を調べた後の導入場面である。


 問題を見いだすために問題から逆算して考える。まず、問題を見いだすために、天気の変化には決まりがあることに着目させたい。そのため、子どもたちに、複数のサイトで同じ予報が出ているということは、天気が分かる決まりがあるということを考えさせ、子どもたちから引き出したい言葉が(④)である。子どもたちのその言葉を引き出すために教師は(③)のように発言し、サイトによって天気を予測している人が違うことを抑え、なぜ違う人が予測していても同じような天気予報になるのか問うようにする。


 次に、天気の変化には決まりがあることに着目させるために、天気予報が違うサイトでも同じようにされていることに注目させたい。そのため、子どもたちにどのサイトも同じように天気を予報していることに気づかせ、子どもたちから引き出したい言葉が(②)である。子どもたちのその言葉を引き出すために教師は(①)のように発言し、インターネットで複数の種類の天気予報を調べて気づいたことを問うようにする。

詳しくはこちらの動画もご覧ください

【全学習場面での導入事例を共有しようプロジェクト】ー 問題を見いだす授業がいかに難しいかということを再認識されてきています。3年生から6年生まで約130場面ある各授業場面での授業展開モデルご紹介し、授業づくりの参考にしていただければと思います。題して、問題を見いだす「授業展開モデル」大公開!「全学習場面での導入事例を共有しよう」プロジェクトです。ご紹介している授業展開モデルは、子どもたちに確認できていない展開が多く含まれます。やってみたけど実際にこうなったなど、お寄せいただければ、随時その情報を更新し、より使える授業展開モデル集として今後使えるようになるのではないかと考えています。また、授業展開は教材や先生の重点置き方で変わります。新しい授業展開があれば内容を確認し、執筆者の先生をご紹介した上で掲載いたします。ぜひ、みなさんの知恵を集めて今後の授業者のために蓄積していきませんか?

*わかりやすい代表的な導入23場面については「問題を見いだす理科授業」(東洋館出版社)に掲載されており、書籍と同じものはこちらに掲載できません。

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