4-7-1-01 4年「月と星」月の見える位置は、時こくによってどのように変わっていくのだろうか【問題を見いだす授業展開モデル】【理科専科.com】

4年「月と星」月の見える位置は、時こくによってどのように変わっていくのだろうかを導くための導入場面のつくり方についてご紹介します。
月の見える位置は、時こくによってどのように変わっていくのだろうか

本時は、朝と夕方に同じ場所から月を撮影し、2つの写真を見比べた後の導入場面である。月を撮影する際、建物等が映るようにし、位置の違いが分かりやすいようにする。
問題を見いだすために問題から逆算して考える。まず、問題を見いだすために、月の見える位置の時こくによる違いに着目させたい。そのため、子どもたちに、朝と夕方で月の見える場所が違う理由を考えさせ、子どもたちから引き出したい言葉が(④)である。子どもたちのその言葉を引き出すために教師は(③)のように発言し、なぜ2つの写真は月の見える場所が違うのか問うようにする。
次に、月の見える位置の時こくによる違いに着目させるために、月の見える位置に注目させたい。そのため、2つの写真は月の位置が違うことに気づかせ、子どもたちから引き出したい言葉が(②)である。子どもたちのその言葉を引き出すために教師は(①)のように発言し、2つの写真の月は何が違うかを問うようにする。

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【全学習場面での導入事例を共有しようプロジェクト】ー 問題を見いだす授業がいかに難しいかということを再認識されてきています。3年生から6年生まで約130場面ある各授業場面での授業展開モデルご紹介し、授業づくりの参考にしていただければと思います。題して、問題を見いだす「授業展開モデル」大公開!「全学習場面での導入事例を共有しよう」プロジェクトです。ご紹介している授業展開モデルは、子どもたちに確認できていない展開が多く含まれます。やってみたけど実際にこうなったなど、お寄せいただければ、随時その情報を更新し、より使える授業展開モデル集として今後使えるようになるのではないかと考えています。また、授業展開は教材や先生の重点置き方で変わります。新しい授業展開があれば内容を確認し、執筆者の先生をご紹介した上で掲載いたします。ぜひ、みなさんの知恵を集めて今後の授業者のために蓄積していきませんか?
*わかりやすい代表的な導入23場面については「問題を見いだす理科授業」(東洋館出版社)に掲載されており、書籍と同じものはこちらに掲載できません。
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