6年「電気と私たちのくらし」電熱線のはたらきを日常の電気製品で実感する【理科専科.com】

電気を熱に変えて使う電熱線について教科書では、蓄電したコンデンサーを電熱線につなぎ、電流を流すと示温テープの色が青からピンクに変化することによって電気を熱に変換したことがわかる実験をします。


この実験の後、発展学習として身近な物で電熱線が使われている物としてドライヤーを取り上げます。
T:ドライヤーは、なぜ温かい風が出てくるのかな
C:電気で空気を温めているから
T:どうやって
C:中に電熱線が入っているから
T:じゃあ風はどうやって出すの
C:中に扇風機が入っているんじゃないかな
T:では、ドライヤーを分解してみましょう
ドライヤーを分解して中身を見せます。



ほとんどの子どもたちが初めて見るので、興味津々です。電熱線(ニクロム線)がバネのようにくるくるまかれている様子にびっくりします。モーターと電熱線が導線でつながっている様子を見て電熱線で空気をあたためて後ろからモーターでプロペラを回して風を送っている仕組みに気付きます。電気を「熱と運動」に変えて上手に使っていることがわかるのです。
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