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3-9-1-01 3年「物と重さ」粘土は、形をかえると、重さがかわるのだろうか【問題を見いだす授業展開モデル】【理科専科.com】

 3年「物と重さ」粘土は、形をかえると、重さがかわるのだろうかを導くための導入場面のつくり方についてご紹介します。

粘土は、形をかえると、重さがかわるのだろうか

  本時は、同じ重さの丸い粘土を2つずつ各班に配った後の導入場面である。この際、同じ重さであることを子どもたちに伝える。


 問題を見いだすために問題から逆算して考える。まず、問題を見いだすために、粘土の形の違いによる重さの感じ方の違いに着目させたい。そのため、子どもたちに粘土の形を変えた時重さが変わるのかを考えさせ、子どもたちから引き出したい言葉が(③)である。子どもたちのその言葉を引き出すために教師は(②)のように発言し、粘土の形を変えて両手で持ってみた時の感じ方の違いを問うようにする。


 次に、粘土の形の違いによる重さの感じ方の違いに着目させるために、粘土の形に注目させたい。そのため、教師は(①)のように発言し、片方の形を平べったく変えさせるようにする。

詳しくはこちらの動画もご覧ください

【全学習場面での導入事例を共有しようプロジェクト】ー 問題を見いだす授業がいかに難しいかということを再認識されてきています。3年生から6年生まで約130場面ある各授業場面での授業展開モデルご紹介し、授業づくりの参考にしていただければと思います。題して、問題を見いだす「授業展開モデル」大公開!「全学習場面での導入事例を共有しよう」プロジェクトです。ご紹介している授業展開モデルは、子どもたちに確認できていない展開が多く含まれます。やってみたけど実際にこうなったなど、お寄せいただければ、随時その情報を更新し、より使える授業展開モデル集として今後使えるようになるのではないかと考えています。また、授業展開は教材や先生の重点置き方で変わります。新しい授業展開があれば内容を確認し、執筆者の先生をご紹介した上で掲載いたします。ぜひ、みなさんの知恵を集めて今後の授業者のために蓄積していきませんか?

*わかりやすい代表的な導入23場面については「問題を見いだす理科授業」(東洋館出版社)に掲載されており、書籍と同じものはこちらに掲載できません。

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